血の記憶2 御典医の落とし胤

家族のこと

私の母方のおじいちゃんが4代目ほねつぎだったと先日のブログに書きましたが、初代のほねつぎを開業したのが、いわくつきの人物だったそうです。

大名の御典医の非嫡出子、つまり大名の病気を見るお医者さんのお妾さんの子を養子にもらったのが私の祖先で、郊外の土地持ちだったそうです。
その養子は、ある日山の中で修業をしていて、天狗か何かに医療技術を授けられたそうです。
そこで、ほねつぎを開業し、幾山も越えて患者さんがやって来るほどの名医になったそうです。

どこまで本当かは分かりませんが、市内で整形外科病院をしている遠い親戚が、創業何十周年かの記念本に書いていたのを家系図と共に見せてもらいました。

初代ほねつぎから始まって、遠い親戚の家系は、弁護士や医師、県会議員などいわゆる名士が多く、私の家系はぱっとしない普通の人ばかりです。
でも、こんなことを何も知らない私の息子が、ある日突然整形外科医を目指すと言った時には、鳥肌が立ったのを覚えています。

遺伝子には何かそういうものが含まれていて、ある日突然開花する。
これもいわゆる血の記憶なのかなと思ったことでした。

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