認知症で出来なくなること

介護日記

認知症の母と暮らし始めて8ヶ月。母は、だんだん出来なくなることも多く、一番最初にあれ?と思ったのが洗濯でした。

暮らし始めた頃は、洗濯機のスイッチを何度もピッピッさせながらも何とか出来ていました。家族の分も洗濯するということには頭が回らなかったですけど、自分の分は汚れたら洗濯できていました。

それがある日、洗濯機を使うことを諦めたのか、忘れたのか、下着や靴下を洗面所で洗うようになったのです。

脱水を使わないので、かなり濡れたままですが、ハンガーにかけて物干しに干すことも出来ていました。

そのうち、物干しに干すことをしなくなり、ハンガーを窓にはさみ干してあったのです。何故ここに?絶対物干しに干した方が早いのに、母なりに何とかしようと思ったのでしょう。

この頃は、今日はどこに干したかと姉と探し回ったものです。でも、洗濯物を取り入れるのは忘れるので、よく下着が庭に落ちているのを救出していました(-_-;)

あれ?最近洗面所で洗濯していないなと気づいたある日のこと。おそらく1週間ほど経っていて、デイサービスでお風呂に入り脱いだ下着を、またそのまま持って行っている疑惑が発覚!

そして、母に「下着を洗うからちょうだい。」と言うと、匂いをかいで「汚くないから良い」と言って渡してくれないようになりました。

その日から下着の強制救出大作戦です。母がご飯を食べている時やトイレに入っている隙を見て新しい下着セットと交換するのです。

私が母の洗濯を干しているのを見た時に、「あれ?私は洗濯出来なくなったの」と落ち込んだので、母のいない間に洗濯して、母が帰ってくる時間までには取り込むという超極秘任務です。

なんでこんなに気を使わなきゃいけないのと思いながらしているのに、私は母にとって敵なんだと感じることが多々あります。

このことは、別の日に書きます♪


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