2歳違いの弟とは、小学生の頃はケンカばかりしていました。それもお菓子の取り合いとかおかずの取り合いとか、そんなバカみたいなこと。
板チョコを3等分するのにどっちが大きいとか小さいとか、しょうもないことを争っていたら、たいてい5歳上の姉が一番小さいチョコを取ってくれて、その場がおさまるという繰り返し。
そんなことがあったので、姉が母の面倒をみなくても別に何とも思わないという不思議な関係。
弟は一時期180センチ、100キロ超もあった大柄な子で、高校時代はバリバリのヤンキーだったのと、20歳で結婚して子どもが出来たこと、高校を卒業したら私だけ県外に進学・就職・結婚をしたので、ほとんど関わりがなかったです。でも母の認知症のおかげで、兄弟と弟のお嫁さんとの距離がぐっと縮まりました。
弟は、母の介護前に急にガンになってしまって心配したのですが、当の本人は何でそんなに明るいの?というくらいあっけらかんとしていて、ビックリするほど自然体です。どこがステージⅣなの?という感じです。
母は認知症になって、たまに出来ないことに落ち込んだふりをしていますが、基本的に悩まない人なので、そんなところが母に似たのかなと思います。
弟は入退院を繰り返していますが、抗がん剤治療だったり、薬の効き目を検査するためだったり、辛い治療ではないので病院の退屈さに辟易している感じです。弟もブログを書いていますので、もしよろしければご覧ください。なかなか面白いです。勉強なんてしたことないのに、意外と文才はあるようです。
弟は、実はすごい男だったのかも。
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