私の母は貞子さん?

介護日記

母と暮らし始めた頃は、引っ越しでかなり混乱していたせいか色々な面白いことを言いました。
その一つが、「あんたは貞子の子か珠子の子か、どっちなの?」

え~と、「澄子の子やよ。」
ちなみに貞子は母の育ての親で、私の知っているおばあちゃん。
珠子は母の生みの親で、会ったことのないおばあちゃん。
澄子は母。

認知症の人って昔の記憶は鮮明に覚えているけれど、直近の記憶を忘れてしまう。
これがそうか!と納得したのでした。

貞子さんは、それ以降もたびたび登場して、「おっかちゃん(貞子さんのこと)は、まだ帰ってこないの?」
「おっかちゃんと一緒に暮らしてるのに、今日は遅いね。」
「おっかちゃんに会いに行かないと。(おばあちゃんは他界してます。)」

おじいちゃんは、あまり登場せず、畑が好きでいつも無理矢理手伝わされたとか、家業の接骨院の手伝いをさせられたと愚痴を言うくらい。
おじいちゃんとは、私の方が気が合っていたかも。一緒に畑をしたかったな。

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